日本と言わず、関東からすら出たことがない子供たちですが、絵本を通じて色んな国名を憶えました。
知っている国名がテレビやお話なんかで出てくると興味が湧くらしく
「いまアルメニアっていった!?」
「イタリアってヨーロッパでしょ?」
などと言って嬉しそうにしだします。
無理なく楽しく学べるっていいですよね(*’ω’*)
今日は、読めばきっと世界の国に興味を持つ絵本2冊をご紹介します。
ひたすらだじゃれで笑える「だじゃれ世界一周」
だじゃれ世界一周
長谷川義史 作/理論社 出版
だじゃれ世界一周 はだじゃれ日本一周の続編にあたる絵本で、世界の国名でひたすらだじゃれを綴った絵本です。
はらぐあいわるいんです パラグアイ
→それはいかんぼじあ カンボジア
こんな感じで右ページのダジャレを左ページでさらにダジャレで受け返す。
ダジャレからのダジャレで受け返しって、凄すぎるわ(;’∀’)
なかにはこんなものも……
ちりもつもれば チリ
→やまとなる→みやまとなる→みゃんまーとなる ミャンマー
ムリあるーー(;’∀’)
苦しいダジャレもちょいちょいありますが、そんな所さえ子供たちは面白がって読んでいます。
イラストには各国の名所や名物が描かれていて、中には『これってこの国のなんだ~』と大人も一緒に勉強になります。
長谷川さんの絵は豪快なタッチなのに、よく見るとかなり細かいところまできちんと描かれているので見れば見るほど面白い。
よ~く見ていると、見開きページごとにちっちゃい人が隠れてます。
この人↓
子供も「ちっちゃい人ここにいたー!」と探すのに夢中。
ダジャレだけでなく、イラストにも楽しい仕掛けがしてあって隅々まで楽しめる絵本です。
自分も子供時代に読みたかった!「せかいちず絵本」
こどもがはじめてであう せかいちず絵本
とだ こうしろう 作/戸田デザイン研究室
こどもがはじめてであう せかいちず絵本はにっぽん地図絵本の姉妹本でアジア、オセアニアなど地域ごとに世界を紹介。
鮮やかな色使いとかわいいイラストで名物や名所が描かれていて、やさしい文面で特徴を説明してくれています。
さらに地図だけではなく山の高さや川の長さを比べたり、時差について分かりやすいイラストで解説されていたり、大人でも「なるほどー」と感心。
学校でもこんな風に説明してくれたら分かりやすくて面白いのになぁ。
と、地理苦手だった人間としては思わずにはいられない。。
学校で教えてもらう時って各国や地域ごとに分断されて説明されるから、なかなか地球全体を一つのものとして見ることが難しいんですよね(´・ω・)
そんな地理が苦手だった大人も楽しんで読める一冊です。
せかいちず絵本は幼児に読み聞かせる絵本としてはちょっとお堅い感じなので、買った当初はあまり読んでくれなかったのですが、
だじゃれ世界一周にハマって国名を憶えてからは、食い入るようにせかいちず絵本の方も読み出しました。
だじゃれ世界一周の方で出てくる国名を探して「あったあった~!」と見つけて楽しんでいます。
小学生くらいになればせかいちず絵本から読んでも楽しめると思いますが、
幼児に読み聞かせる時はだじゃれ世界一周と一緒に読むと、相乗効果でより一層、楽しく、読みやすくなりますよ(∩´∀`)∩